カルト・ブランシュ 期待の映画人・文化人が選ぶ日本映画

主催:
東京国立近代美術館フィルムセンター
エイベックス・ミュージック・パブリッシング株式会社
ぴあ株式会社
企画協力:
株式会社REALWAVE

現在、最前線で活躍中の映画人や文化人が、フィルムセンターの日本映画コレクションから自由に作品を選定し、上映と解説を行います。フィルムセンターとエイベックス、ぴあフィルム・フェスティバル(PFF)が共同で開催する学生のための特別イベントに、ふるってご参加ください。

6月12日(土)、前売券の販売開始!!

詳細は「申し込み」でご確認ください。

2010年

第1回 7月16日(金)2:30pm-5:30pm

~僕たちをときめかすエンターテインメント~
『独立愚連隊西へ』(1960年、岡本喜八監督) 107分・35mm・白黒
石井裕也監督(『川の底からこんにちは』他)と
真利子哲也監督(『イエローキッド』他)がセレクト・対談&解説。

第2回 7月21日(水)6:00pm-9:00pm

~忘れがたい日本のファンタジー~
『愛の亡霊』(1978年、大島渚監督) 107分・35mm・カラー
美術監督・種田陽平(『キルビルvol.1』『空気人形』他)がセレクト&解説。
聞き手:船曳真珠監督(『携帯彼氏』他)

第3回 7月24日(土)4:00pm-7:20pm

~演出とは? 俳優を見つめるとは?~
『翔んだカップル』 (1980年、相米慎二監督) 121分・35mm・カラー
諏訪敦彦監督(『M/OTHER』、『ユキとニナ』他) と
吉田光希監督(『症例X』、『家族X』他) がセレクト・対談&解説。

※各回の終了時刻は予定になります。

2009年

第1回、第2回(終了しました)

10/10(土) ゲスト:池田千尋(映画監督)
10/11(日) ゲスト:武藤眞志(映像ディレクター)

第3回、第4回(終了しました)

11/28(土) ゲスト:濱口竜介(映画監督)
11/29(日) ゲスト:窪田崇(映画監督)

第5回、第6回(終了しました)

12/12(土) ゲスト:本多俊之(作曲家・サックス奏者)
12/13(日) ゲスト:得能律郎(ミュージシャン/米米CLUB「ジョプリン得能」)

石井裕也(映画監督)
大阪芸術大学卒業制作の『剥き出しにっぽん』が、2007年にぴあフィルムフェスティバル(PFF)でグランプリを受賞。第37回ロッテルダム国際映画祭および第32回香港国際映画祭では、『反逆次郎の恋』(2006年)、『ガール・スパークス』(2007年)、『ばけもの模様』(2007年)まで自主長篇4作の特集上映が組まれ世界中の注目を集める。またアジアン・フィルム・アワードでは第1回「エドワード・ヤン記念」アジア新人監督大賞を受賞した。劇場デビュー作となる第19回PFFスカラシップ作品『川の底からこんにちは』が公開中。

真利子哲也(映画監督)
法政大学在学中から映画制作を開始。2003年に『極東のマンション』がゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門グランプリなど7映画祭で受賞し注目を浴びる。翌年の短篇『マリコ三十騎』は、オーバーハウゼン国際短篇映画祭・映画祭賞を受賞、ロッテルダム国際映画祭など18の映画祭から招待され、2年連続のゆうばり国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞など9映画祭で賞を獲得。東京藝術大学大学院映像研究科の修了作品として監督した初の長篇映画『イエローキッド』が本年劇場公開された。

種田陽平(美術監督)
武蔵野美術大学油絵科在学中に寺山修司監督作品に参加、映画界に。1986年『ノイバウテン 半分人間』で美術監督となり、以降『スワロウテイル』『不夜城』『キル・ビル Vol.1』『THE 有頂天ホテル 』『フラガール 』『ザ・マジックアワー』など手がけた話題作多数。2009年の『空気人形』『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』で、文化庁芸術選奨・文部科学大臣賞を受賞。著書に『ホット・セット』『TRIP for the FILMS 』『どこか遠くへ』がある。美術監督をつとめた展覧会「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」(東京都現代美術館/7月17日から10月3日まで)と 「小さなルーヴル美術館」展(メルシャン軽井沢美術館/10月24日まで)、また李相日監督の新作『悪人』も9月11日に公開予定。

船曳真珠(映画監督)
東京大学在学中に初監督した『山間無宿』(2000年)が調布映画祭でグランプリを受賞。その後も自主制作を続け、映画美学校フィクション科を経て短篇『夢十夜・海賊版「第五夜」』(2007年に吉祥寺バウスシアター公開)を監督。2006年東京藝術大学大学院映像研究科に入学、在学時に監督した『夕映え少女』と卒業制作『錨をなげろ』は共に2008年に渋谷ユーロスペースで公開された。2009年には初の長篇劇場作品『携帯彼氏』が全国30館以上で公開。最新作『テクニカラー』は上映企画「桃まつりpresentsうそ」に参加し、2010年に渋谷ユーロスペースなどで公開された。

諏訪敦彦(映画監督・東京造形大学教授)
助監督として活躍しつつ、1984年『はなされるGANG』でぴあフィルムフェスティバルに入選。1997年『2/デュオ』で長篇監督デビュー。『M/OTHER』(1999年)でカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。『H story』(2001年)ではアラン・レネ監督作『二十四時間の情事』をリメイク。『不完全なふたり』(2005年)でロカルノ国際映画祭審査員特別賞を受賞。第59回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門オープニング上映のオムニバス映画『パリ、ジュテーム』(2006年)に唯一の日本人監督として参加。2009年『ユキとニナ』で、カンヌ国際映画祭「監督週間」に参加。母校である東京造形大学の学長も務める。

吉田光希(映画監督)
東京造形大学在学中より塚本晋也監督作品を中心に映画製作現場に参加。美術助手、照明助手、助監督などを体験する。卒業後、製作プロダクションにて、CMやPVの制作をする傍ら、4作目の自主制作映画『症例X』で2008年にぴあフィルムフェスティバル(PFF)の審査員特別賞を受賞。同作は引き続きロカルノ国際映画祭、ウィーン国際映画祭、ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭などに招待される。劇場デビュー長篇となる第20回PFFスカラシップ作品『家族X』が7月29日に第32回PFFでプレミア上映される。