カルト・ブランシュ 期待の映画人・文化人が選ぶ日本映画

現在、最前線で活躍中の映画人や文化人が、フィルムセンターの日本映画コレクションから自由に作品を選定し、上映と解説を行います。フィルムセンターとエイベックス、ぴあフィルム・フェスティバル(PFF)が共同で開催する学生のための特別イベントに、ふるってご参加ください。

2011年

2011年チラシPDF

第1回 2011年9月17日(土) 3:30pm-6:40pm

~ロード “サイド” ムービー~
『さらば愛しき大地』(1982年、柳町光男監督) 134分・35mm・カラー
富田克也監督(『国道20号線』『サウダーヂ』他)と城繁幸氏(人事コンサルタント、作家)がセレクト&対談解説。

第2回 2011年9月24日(土)3:00pm-6:00pm

~男と女~
『生きてるうちが花なのよ死んだらそれまでよ党宣言』(1985年、森崎東監督) 105分・35mm・カラー
河瀨直美監督(『萌の朱雀』『殯の森』他)がセレクト&解説 聞き手:木下雄介監督(『水の花』他)

第3回 2011年10月1日(土) 3:30pm-6:40pm

~インターナショナライズされ続ける日本の未来を綴る、プロフェティック・ムービー~
『スワロウテイル』(1996年、岩井俊二監督) 148分・35mm・カラー
VERBAL氏(DJ、音楽プロデューサー)がセレクト&解説 聞き手:窪田崇監督(『イエスタデイズ』『キミとボク』他)

*開場は開映の30分前(定員に達し次第、締切となります)。
*各日とも終了時刻は予定。

2010年

第1回(終了しました)

7/16(金) ゲスト:石井裕也(映画監督)、真利子哲也(映画監督)

第2回(終了しました)

7/21(水) ゲスト:種田陽平(美術監督)、船曳真珠(映画監督)

第3回(終了しました)

7/24(土) ゲスト:諏訪敦彦(映画監督)、吉田光希(映画監督)

2009年

第1回、第2回(終了しました)

10/10(土) ゲスト:池田千尋(映画監督)
10/11(日) ゲスト:武藤眞志(映像ディレクター)

第3回、第4回(終了しました)

11/28(土) ゲスト:濱口竜介(映画監督)
11/29(日) ゲスト:窪田崇(映画監督)

第5回、第6回(終了しました)

12/12(土) ゲスト:本多俊之(作曲家・サックス奏者)
12/13(日) ゲスト:得能律郎(ミュージシャン/米米CLUB「ジョプリン得能」)

窪田崇(映画監督)
1977年生。初長篇映画『イエスタデイズ』(主演・塚本高史)が2008年全国公開。最新作は映画『BADBOYS』(主演・三浦貴大)、映画『キミとボク』(主演・中村蒼)。他、代表作に『リフレインが叫んでる』(主演・本仮屋ユイカ)、『MemoiR -メモワール-』(主演・蒼井優)等の短篇映画、Mr.Children、スガシカオ 、SEAMO等のPV、「彼らの海・VIII」、「劇団演技者。」等の民放ドラマ。

VERBAL(DJ、音楽プロデューサー)
m-floでの活動の他、TERIYAKI BOYZ®のメンバーとしても活躍しており、Pharrell、Kanye Westなど、海外のアーティストとも交流が深い。昨年よりDJとしても飛躍を遂げ、そのスタイルはファッション界からの注目も熱く、自身のジュエリーブランド "AMBUSH®"等も手がける。新たに立ち上げた KOZM AGENCY の代表として、様々なアーティスト/プロデューサーのマネージメントも始める。

木下雄介(映画監督)
1981年東京都生まれ。早稲田大学の映画サークルで自主制作した『鳥籠』(2002年)が第25回ぴあフィルムフェスティバル/PFFアワード2003にて準グランプリと観客賞をダブル受賞。第15回PFFスカラシップの権利を獲得し『水の花』(2005年)で長篇デビューを果たす。

河瀨直美(映画監督)
『萌の朱雀』(1997年)でカンヌ国際映画祭新人監督賞を史上最年少受賞。その後も『火垂』(2000年)『沙羅双樹』(2003年)『垂乳女⁄Tarachime』(2006年)などで映画祭での受賞を重ねる。『殯の森』は2007年カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。その後、『七夜待』(2008年)、『玄牝-げんぴん-』(2010年)を監督し、「なら国際映画祭」エグゼクティブディレクターを務めた。新作『朱花の月』は2011年9月公開。

城繁幸(人事コンサルタント、作家)
1973年生まれ、東京大学法学部卒。富士通を経て2006年よりJoe's Labo代表。人事制度アドバイザーのかたわら、雇用問題のスペシャリストとしてメディアで発言。2009年からは「ワカモノ・マニフェスト策定委員会」の一員として、世代間格差問題にも取り組む。著作に『若者はなぜ3年で辞めるのか?』(光文社新書)『3年で辞めた若者はどこへ行ったのか』(ちくま新書)『7割は課長にさえなれません』(PHP新書)等。

富田克也(映画監督)
1972年山梨県甲府市生まれ。高校卒業後、音楽の道を志し上京。音楽活動に出口を見いだせず映画を観まくる日々、いつしか映画を撮りたいと思うようになる。都内で配送業に従事しながら、処女作『雲の上』(2003年)を発表し、「映画美学校映画祭2004」の最優秀スカラシップ受賞。この賞金を原資に『国道20号線』(2007年)を製作。最新作『サウダーヂ』はロカルノ国際映画祭に正式出品、ユーロスペース他にて10月22日からロードショー。

石井裕也(映画監督)
大阪芸術大学卒業制作の『剥き出しにっぽん』が、2007年にぴあフィルムフェスティバル(PFF)でグランプリを受賞。第37回ロッテルダム国際映画祭および第32回香港国際映画祭では、『反逆次郎の恋』(2006年)、『ガール・スパークス』(2007年)、『ばけもの模様』(2007年)まで自主長篇4作の特集上映が組まれ世界中の注目を集める。またアジアン・フィルム・アワードでは第1回「エドワード・ヤン記念」アジア新人監督大賞を受賞した。劇場デビュー作となる第19回PFFスカラシップ作品『川の底からこんにちは』が公開中。

真利子哲也(映画監督)
法政大学在学中から映画制作を開始。2003年に『極東のマンション』がゆうばり国際ファンタスティック映画祭オフシアター部門グランプリなど7映画祭で受賞し注目を浴びる。翌年の短篇『マリコ三十騎』は、オーバーハウゼン国際短篇映画祭・映画祭賞を受賞、ロッテルダム国際映画祭など18の映画祭から招待され、2年連続のゆうばり国際ファンタスティック映画祭グランプリ受賞など9映画祭で賞を獲得。東京藝術大学大学院映像研究科の修了作品として監督した初の長篇映画『イエローキッド』が本年劇場公開された。

種田陽平(美術監督)
武蔵野美術大学油絵科在学中に寺山修司監督作品に参加、映画界に。1986年『ノイバウテン 半分人間』で美術監督となり、以降『スワロウテイル』『不夜城』『キル・ビル Vol.1』『THE 有頂天ホテル 』『フラガール 』『ザ・マジックアワー』など手がけた話題作多数。2009年の『空気人形』『ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜』で、文化庁芸術選奨・文部科学大臣賞を受賞。著書に『ホット・セット』『TRIP for the FILMS 』『どこか遠くへ』がある。美術監督をつとめた展覧会「借りぐらしのアリエッティ×種田陽平展」(東京都現代美術館/7月17日から10月3日まで)と 「小さなルーヴル美術館」展(メルシャン軽井沢美術館/10月24日まで)、また李相日監督の新作『悪人』も9月11日に公開予定。

船曳真珠(映画監督)
東京大学在学中に初監督した『山間無宿』(2000年)が調布映画祭でグランプリを受賞。その後も自主制作を続け、映画美学校フィクション科を経て短篇『夢十夜・海賊版「第五夜」』(2007年に吉祥寺バウスシアター公開)を監督。2006年東京藝術大学大学院映像研究科に入学、在学時に監督した『夕映え少女』と卒業制作『錨をなげろ』は共に2008年に渋谷ユーロスペースで公開された。2009年には初の長篇劇場作品『携帯彼氏』が全国30館以上で公開。最新作『テクニカラー』は上映企画「桃まつりpresentsうそ」に参加し、2010年に渋谷ユーロスペースなどで公開された。

諏訪敦彦(映画監督・東京造形大学教授)
助監督として活躍しつつ、1984年『はなされるGANG』でぴあフィルムフェスティバルに入選。1997年『2/デュオ』で長篇監督デビュー。『M/OTHER』(1999年)でカンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞。『H story』(2001年)ではアラン・レネ監督作『二十四時間の情事』をリメイク。『不完全なふたり』(2005年)でロカルノ国際映画祭審査員特別賞を受賞。第59回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門オープニング上映のオムニバス映画『パリ、ジュテーム』(2006年)に唯一の日本人監督として参加。2009年『ユキとニナ』で、カンヌ国際映画祭「監督週間」に参加。母校である東京造形大学の学長も務める。

吉田光希(映画監督)
東京造形大学在学中より塚本晋也監督作品を中心に映画製作現場に参加。美術助手、照明助手、助監督などを体験する。卒業後、製作プロダクションにて、CMやPVの制作をする傍ら、4作目の自主制作映画『症例X』で2008年にぴあフィルムフェスティバル(PFF)の審査員特別賞を受賞。同作は引き続きロカルノ国際映画祭、ウィーン国際映画祭、ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭などに招待される。劇場デビュー長篇となる第20回PFFスカラシップ作品『家族X』が7月29日に第32回PFFでプレミア上映される。